ふっくらデザインオフィスでは、地域資源のひとつである水資源についても、その保全と適切な利用を検討していきたいと考えております。水資源は地域や季節によって過不足があります。また、飲料、食料生産、生態系、治水、水利権など様々な分野に対する影響も大きいため、その利用には細心の注意が必要ですが、地域コミュニティの活性化という観点で、まず小さな一歩から、水資源の有効活用を検討していきたいと思います。
マイクロ水力発電
水の流量と落差の条件が合う農業用水、河川、或いは水道管などに、小規模な設備を設置し発電します。売電する場合は、相当の条件が揃わないと経済的に割に合いません。しかし、発電した電気を地域コミュニティ内で自家消費する場合は、経済的なメリットも期待できると思います。このマイクロ水力発電で発生した電力を有効活用する事業とセットで、検討していければと思います。
地下水活用・飲料水
安価な飲料水の確保と、緊急時のライフラインの確保に有効なのが、地下水飲料化設備の導入です。規模の大きな病院や福祉施設で導入されています。設備導入と維持費は、設置する企業が負担するため、コストは殆ど掛からず、施設運営事業者は、通常の上水道のように使用量をお支払するだけです。また、非常用の電源を確保すれば上水道が止まっても飲料水を供給でき、万が一水質に異常が発生した場合は、通常の上水道からの飲料水供給に切り替わります。
大規模な福祉施設を計画・運営していらっしゃる事業者様には、是非ご検討して頂きたい設備です。
詳しくは、株式会社ダイキアクシス 地下水飲料化事業 紹介ページ へ